この記事でできるようになること
- スティックを正しく持てる
- ボールを「コツコツ」さわって運べる
- 手首を使うリストシュートが打てる
フロアボールは、体育館でやるホッケーだよ。軽いプラスチックのスティックで、あながあいたボールをあつかうんだ。
相手に体当たりするのは、反則(ルールいはん)。かたとかたが当たるくらいはOKだけど、それいがいはだめだよ。だから、スティックさばきと頭を使って勝負するんだ(日本フロアボール連盟のルール)。
はじめての練習は「はじめてのフロアボール練習」にあるよ。ここでは、その次に進むコツを教えるね。
1. スティックの持ち方
やり方
- ブレード(ボールを打つ先の部分)の曲がり方で、右用と左用があるよ。しっくりくるほうを、コーチと一緒にえらぼう。
- 上の手で、スティックのいちばん上をにぎろう。
- 下の手は、そこから少し下にそえよう。
- 上の手で動かして、下の手でささえるよ。
- ひざを軽く曲げて、ブレードを床につけよう。
よくある失敗と直し方
- 両手をくっつけて持つ。 スティックがぐらぐらするよ。→ 両手の間を、手のひら1〜2こ分あけよう。
- 棒立ちで、ブレードがうく。 ボールを取りこぼしちゃう。→ ひざを曲げて、ブレードをずっと床につけておこう。
2. ドリブル
ドリブルは、ボールを自分で運ぶことだよ。
やり方
- ブレードの前の面と後ろの面で、ボールを右・左にさわろう。「コツ、コツ」と小さくね。
- ボールは、体の前に置こう。スティック半分くらい前だよ。
- なれたら、顔を上げて、まわりを見ながら運ぼう。
よくある失敗と直し方
| よくある失敗 | どうなる? | 直し方 |
|---|---|---|
| ボールを強くたたく | ボールがはなれて、とられる | 「コツ、コツ」と小さな音でさわろう |
| ずっと下を見ている | なかまや相手が見えない | 3回さわったら、1回顔を上げよう |
| ボールが足に近すぎる | 足に当たって止まる | ボールを体の前に置こう |
3. リストシュート
リストは「手首」のことだよ。ブレードにボールをのせたまま、手首を使って送り出すシュートなんだ。ふりかぶらないので、すばやく打てて、ねらいもつけやすいよ。
やり方
- ボールを、体の横〜少し後ろで、ブレードにのせよう。
- ゴールのすみを見よう。
- 後ろの足から前の足へ、体重をうつそう。シーソーがかたむくみたいにね。
- 体重をうつしながら、ブレードでボールを前へ運ぼう。
- 最後に、手首をくるっと返して送り出そう。スティックの先を、ねらった所に向けて終わろうね。
よくある失敗と直し方
- ふりかぶって打つ。 ブレードをこしより高く上げるのは「ハイスティック」という反則だよ。ボールを打つ前のふりかぶりも、打ったあとのふりぬきも、こしより下にしよう。→ ブレードは低く。体重と手首だけで、ちゃんと飛ぶよ。
- ゴールのまん中に打つ。 キーパーに止められやすいよ。→ ゴールの4つのすみをねらおう。
- ボールがうかない/うきすぎる。 → ブレードの角度を少しずつ変えて、練習でためそう。
安全も技術のひとつ
フロアボールでは、こんなことが反則だよ。
- 相手の体を押したり、体当たりしたりする。
- 相手のスティックをたたく。
スティックを低くあつかおう。相手のスティックではなく、ボールをねらおう。それができる人が、いちばんうまい選手だよ。
小さい子や、はじめての人には「ネオホッケー」から始める方法もあるよ。安全とみんなが楽しめることを大切にしたルールなんだ。
きょうのチャレンジ
リストシュートを10回打ってみよう。ブレードが一度もこしより上にいかなかったら、すごい!