
1. ボルダーはマットの上で
ボルダーは、ロープを使わない種目だよ。かべは5m以下で、下にはマットがあるよ。いくつのぼれたかをきそうよ。

かべには「ホールド」という出っぱりがならんでいるよ。ホールドをつかんだり、足をのせたりして、上へのぼるんだ。
ゴールは、いちばん上のホールドまで行くこと。
クライミングは、英語で「のぼること」という意味だよ。はじめは、だれでもはじめての人から始まるよ。
大会でやるときは「スポーツクライミング」というよ。ボルダー・リード・スピードの3種目があるよ。

年の目やす: しせつごとの決まりで決まるよ。宮城県のデータでは、しせつごとに年や、おうちの人がいっしょに行くかの決まりがちがったよ。たとえば「小学生から利用可、中学生以下は原則保護者同伴」や「遊べるのは小学生まで、未就学児は保護者同伴」などだよ。(出典: SPOHARE_FACILITY_DATA)

ルール1つを、絵1まいと短いせつめいで見ていこう。全部で6まいだよ。

ボルダーは、ロープを使わない種目だよ。かべは5m以下で、下にはマットがあるよ。いくつのぼれたかをきそうよ。

ボルダーは、てっぺんのホールドを両手でさわって、ぐらぐらしない形になると「完登」だよ。完登の数が多い人が上の順位になるよ。

リードは、ハーネスとロープをつけて、12m以上の高いかべをのぼるよ。とちゅうのささえ(支点)に、ロープをかけながらのぼるよ。1本のコースにちょうせんできるのは、1回だけだよ。

スピードは、ホールドの場所が前から決まった、同じコースをのぼるよ。ロープは上にかかっているから、とちゅうでかけなくていいよ。速さをきそうよ。

コースごとに、のぼりはじめるホールドが決まっているよ。ボルダーは、決められた時間の中でのぼるよ。予選と準決勝は5分、決勝は4分だよ。

ボルダーは、あんぜんの道具をつけないよ。落ちても下のマットが守ってくれるよ。リードとスピードは、ロープがつながったハーネスをつけるよ。
日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)と、世界の会のワールドクライミングが説明しているルールをまとめるよ。ボルダー・リード・スピードは、それぞれルールがちがうよ。(出典: JMSCA_RULE、JMSCA_BOULDER、JMSCA_LEAD、JMSCA_SPEED、WC_BOULDER、WC_LEAD、WC_SPEED)
| こと | ボルダー | リード | スピード |
|---|---|---|---|
| ひとことで | いくつのぼれたかをきそう | どこまで高くのぼれたかをきそう | どれだけ速くのぼれたかをきそう |
| かべの高さ(JMSCA) | 5m以下 | 12m以上 | 10mまたは15m |
| かべの高さ(ワールドクライミング) | 4mまで | 15m | 15m |
| コース | 12手くらいまでのコースが、いくつかある | 長いと60手くらいの、1本のコース | ホールドの場所が前から決まった、同じコース(ぜんぶのラウンドで同じ) |
| あんぜんのしくみ | ロープなし。下にマット | ハーネスとロープ。とちゅうのささえ(支点)にロープをかけながらのぼる | ハーネスとロープ。ロープは上にかかっている(トップロープ)から、とちゅうでかけなくていい |
| のぼる人 | 1人ずつ | 1人ずつ。1本のコースにちょうせんできるのは1回だけ | 予選は1人ずつ。決勝のトーナメントは2人が同時にきょうそう |
| 時間の決まり | 1本5分(予選・準決勝)、1本4分(決勝) | 1本6分 | タイムをきそう種目 |
| 点と勝ち負け | てっぺんまでのぼれた(完登)数。同じなら、とちゅうのホールド(ゾーン)にとどいた数。次に、ちょうせんした回数(アテンプト)が少ない順 | のぼれた高さ。同じなら、前のラウンドの順位。次に、その高さまでのタイムが短い順 | 予選は2回のぼって、速いほうのタイム。上の16人くらいがトーナメントへ。速いほうが勝ち上がる。同じタイムなら、もう1回(準決勝・決勝) |
| 主なはんそく・アウトになること | てっぺんのホールドを両手でさわって、ぐらぐらしない形にならないと、完登にならない | 落ちた・時間切れ・はんそくをした時の高さが記録になる | このしりょうでは、はんそくのくわしい話はなし |
| 試合の流れ(ふつう) | 予選(5本)→準決勝(20人・4本)→決勝(6人・4本) | 予選(2本)→準決勝(26人・1本)→決勝(8人・1本) | 予選→決勝トーナメント(1位と16位、2位と15位のように組む) |
| かべを見る時間(オブザベーション) | 決勝は、みんなで1つのコースを2分間見て、作戦を立てられる(のぼるのはだめ)。予選・準決勝は、のぼる5分の中で見る | 決勝は、みんなで6分間コースを見られる。予選は、ほかの人ののぼりか、ビデオを見られる | ホールドの場所は、前から知らされている |
| しんぱん(ルールを見る人)の役目 | 完登とゾーンにとどいたかを決めて、スコアカードに書く(出典: JMSCA_BFC_RULES) | 高さを決める | このしりょうでは、しんぱんの話はなし |
| こと | ボルダー | リード |
|---|---|---|
| かべの高さ | 4〜5m | 12m以上 |
| コースの数 | 4つ | 1つ |
| 点 | 1つ目のゾーンで5点、2つ目で10点、てっぺんで25点。点が取れたコースだけ、しっぱいするごとに0.1点引く | ホールドをつかむごとに点がつく(てっぺんから数えて40手分)。10手ごとに、1手の点が1つふえて、いちばん多くて1手4点。次のホールドへ動いて落ちると、0.1点を足す |
| 満点 | 100点 | 100点 |

学校の学年(小学生・中学生・高校生)と、大会の「年のグループ」は同じではないよ。大会の年のグループは、「生まれた年」で決まるんだ。(出典: JMSCA_BYC2026、JMSCA_LYC2026、JMSCA_BFC2026、JMSCA_RULE)
生まれた年や、大会に出る決まりのくわしい表は、「おうちの人へ」にのせたよ。
こまかい安全の話は「おうちの人へ」にあるよ。
| 順番 | 目あて | やること | 見ること | 安全のチェック |
|---|---|---|---|---|
| 1 | かべになれる | ひくいかべで、横に動く | 足を見ておけるかな | 落ちる場所に人がいないか |
| 2 | 足を使う | うででぶら下がらないで、足に体重をのせてのぼる | 足をていねいにおけるかな | おりるときもゆっくり |
| 3 | 順番を考える | のぼる前にかべを見て、手と足の順番を言う | 作戦どおりのぼれたかな | むりな高さまで行かない |
| 4 | おりる | のぼったあと、ホールドを使っておりる(クライムダウン) | 落ちないでおりられたかな | まわりを見る |
| 5 | 新しいコース | 少しむずかしいコースにちょうせんする | 何回目でのぼれたかな | 手や指がいたいときは休む |
家でできること: 公園の遊具(うんてい・ジャングルジムなど)であそぼう。うでと足の使い方になれるよ。体をささえるためのストレッチ(足首・ふともも・かた)もしよう。でも、これでぜったい上手になる、とは言えないよ。
Q. 何さいから始められる?A. 大会としての年の決まりはないよ。しせつごとの決まりで決まるんだ。小学生から、おうちの人といっしょなら、など、しせつで決まりがちがうよ。
Q. 運動がにがてでもできる?A. できるよ!さいしょは、ひくいかべで、足のおき方や順番から始めるよ。だから体験から入りやすいんだ。JMSCAのページも、さいしょはみんなはじめての人だと言っているよ。(出典: JMSCA_CANCLIMB)
Q. 用具は買わないといけない?A. さいしょは買わなくていいよ。シューズなどをかりられるか、しせつに聞いてみよう。
Q. 大会に出るには?A. 全国のユース(わかい人)の大会は、JMSCAへの選手登録と、年のグループに入っていることが決まりだよ。(出典: JMSCA_BYC2026)
Q. 落ちるのがこわい。A. ひくいかべのボルダリングで、マットにおりる練習から始めよう。ロープを使う種目は、先生といっしょに始めようね。
公園のうんていで、足をしっかり使ってのぼってみよう。おりるときも、ゆっくり1段ずつおりられたらすごい!
用具代は店や種類で変わるので、体験で借りてから選ぶことをおすすめします。
| 年齢別グループ | 生まれた年 | 大会 | 種目 | 参加の条件(要項の記載) |
|---|---|---|---|---|
| U-13(男女) | 2014・2015年 | 第6回ボルダーフューチャーカップ鉾田(BFC2026) | ボルダー | JMSCAの2026年度選手登録(A登録またはB登録)。ルールを理解し安全にクライミングできること。親子研修会の受講 |
| U-15(男女) | 2012・2013年 | 同上 | ボルダー | 同上 |
| U-17(男女) | 2010・2011年 | 第12回ボルダーユース日本選手権(BYC2026)、第14回リードユース日本選手権(LYC2026) | ボルダー、リード | JMSCAの2026年度選手登録(A登録) |
| U-19(男女) | 2008・2009年 | 同上 | ボルダー、リード | 同上 |
| 項目 | U-13・U-15(BFC2026) | U-17・U-19(BYC2026・ボルダー) | U-17・U-19(LYC2026・リード) |
|---|---|---|---|
| ラウンド | 8ボルダーを1回。決勝は行わない | 予選8ボルダー、決勝3ボルダー | 予選(2本のルートA・B)、決勝(1本) |
| 競技時間 | 参加選手数に応じて決まる(10人で55分、20人で60分、…、90人で95分。準備時間なし) | 予選は参加選手数に応じて決まる(10人で55分、20人で60分、…、80人で90分。準備時間なし) | この資料の範囲では違いの記載なし |
| 決勝の人数 | 決勝なし | この資料の範囲では違いの記載なし | 25人未満は8人、25〜27人は9人、28人以上は10人 |
| 安全のきまり | 親子研修会に参加 | 18歳未満は保護者の署名した同意書(ドーピング検査用)を持参 | ロープは主催者が用意 |
(出典: JMSCA_BFC2026、JMSCA_BFC_RULES、JMSCA_BYC2026、JMSCA_BYC2026_RULES、JMSCA_LYC2026、JMSCA_LYC_RULES、JMSCA_LYC_NOTES)
| くらべる項目 | 年齢による違い |
|---|---|
| 壁の高さ・コースの大きさ | この資料の範囲では違いの記載なし(種目ごとの高さは全員同じ説明) |
| 用具(ハーネス・ロープ・マット) | この資料の範囲では違いの記載なし |
| 制限時間 | この資料の範囲では年齢による違いの記載なし(大会ごとに決まる) |
| 人数・ラウンド数 | 大会ごとに違う(U-13・U-15は決勝なし、U-17・U-19は決勝あり) |
| 禁止事項 | この資料の範囲では年齢による違いの記載なし |
| 一般(社会人)の年齢区分 | この資料の範囲では違いの記載なし |