この記事でできるようになること
- 剣道の用具の名前が言えるようになる
- 竹刀のよいところ・だめなところを見分けられる
- 練習のあとの手入れができる
剣道の用具は4つの仲間
剣道で使うものは、大きく分けて4つだよ。
- 竹刀。 竹でできた、打つための道具だよ。
- 防具。 体を守る道具だよ。面・小手・胴・垂の4つがある。4つまとめて「剣道具」ともよぶよ。
- 剣道着と袴。 道場で着る服だよ。
- 名札など。 大会や道場で、いることがあるよ。
はじめは、そろえなくていいことも
体験や入ったばかりのころは、道場が竹刀や防具をかしてくれることがあるよ。かしてくれるかは、道場ごとにちがうんだ。
申しこむときに、こう聞いてみよう。「道具をかしてもらえますか」「いつまでに何をそろえればいいですか」。むだな買い物をしなくてすむよ。
竹刀には決まりがある
竹刀の長さ・重さ・太さには決まりがあるよ。全日本剣道連盟の「剣道試合・審判規則」で決められているんだ。
1本の竹刀を使うとき(一刀)の決まりは、この表のとおりだよ。
| 中学生 | 高校生 | 大学生・一般 | |
|---|---|---|---|
| 全長 | 114センチ以下 | 117センチ以下 | 120センチ以下 |
| 重さ(男子) | 440グラム以上 | 480グラム以上 | 510グラム以上 |
| 重さ(女子) | 400グラム以上 | 420グラム以上 | 440グラム以上 |
重さには、つば(鍔)を入れないよ。長さは、先革や柄頭まで入れた、全体の長さだよ。
この表は中学生からの決まりなんだ。小学生のサイズは、道場の先生に聞いて選ぼうね。
竹刀の作りにも決まりがあるよ。
- 竹を4つに分けたもの(ピース=竹刀の1本1本の竹)でできていること
- 中に、へんなものを入れないこと
- ピースのあいだに、大きなすきまがないこと
- あぶない作りかえをしないこと
竹刀を選ぶときに見るところ
- サイズは先生に聞こう。 学年や体の大きさ、力で、合うものがちがうよ。
- ささくれや、われがないか見よう。 新しくても、手でなぞってみてね。ひっかかったら、だめのサインだよ。
- 先革と中結を見よう。 しっかりついているかな。中結は、竹刀の先から4分の1のところにとめる決まりだよ。
- 自分でけずったり、組みかえたりしない。 全日本剣道連盟の説明では、こうしてできたすきまは「あぶない」とされるよ。試合の前の検査で、不合格になりやすいんだ。直したいときは、先生やお店に相談しよう。
防具の選び方
防具が体に合っていないと、ケガをしやすくなるよ。うまく動けないこともあるんだ。
サイズは、買う前に先生やお店の人に見てもらおう。体が大きくなったら、買いかえることもよくあるよ。最初から高いものでなくても大丈夫。
着けるときは、毎回ここを見よう。
- ひもが切れそうになっていないか
- 面がやぶれていないか
- 小手の手の内=にぎるところが、やぶれていないか
- ほつれがないか
全日本剣道連盟の手引きでも、この点検が大切だとされているよ。
手入れのしかた
- 練習のあと、面と小手は日かげで干そう。風が通るところがいいよ(陰干し)。
- 剣道着と袴は、あらってきれいにしよう。
- 竹刀は、使う前とあとにチェックしよう。ささくれや、折れはないかな。
- 竹刀は、かわいた場所に置こう。
- 先革のやぶれ、中結や弦のゆるみは、すぐに直そう。
きょうのチャレンジ
自分の竹刀(またはかりた竹刀)を、手でそっとなぞってみよう。ささくれがないか、1本ずつピースを見てみてね。
おうちの人へ
- 小学生の竹刀や防具のサイズは、指導者や専門店に相談して決めるのが確実です。
- 大会によっては、要項にもとづき竹刀の長さ・重さ・太さの検査があります。全日本剣道連盟は、「剣道用具確認証」で竹刀の長さ・重さ・先革の太さなどを確認する方法を公開しています。出場前に大会の案内をご確認ください。
- 貸し出しや中古品の有無は、道場に問い合わせるとよいでしょう。