この記事でできるようになること
- サーブから点が決まるまでの流れが分かる。
- 「15・30・40」の点の数え方が言える。
- 小学生向けのコートの大きさのちがいが分かる。
テニスって
テニスは、ネットをはさんでボールを打ち合うスポーツだよ。相手が返せないところへ打つと、ポイント(1点)が取れるんだ。
小学生の試合では、段階別のルールを使うこともあるよ。段階ごとに、ボールやコートを変えるんだ。
この記事では、2026年版のITF(国際テニス連盟)のルールを見るよ。JTA(日本テニス協会)の、2026年全日本ジュニア大会の要項も見るよ。要項は、大会のきまりを書いた紙のことだよ。
すべての大会で同じ年齢条件・試合方法とは限りません。出場する大会の要項を必ず確認しようね。
図の見方: Red(赤)とOrange(オレンジ)は、ふつうより小さなコートを使うよ。Green(緑)は、ふつうの大きさのコートを使う段階の例だよ。
書いてある年齢やラケットの長さは、ITFの「おすすめ」なんだ。一人ひとりに合うかを決めるものではないよ。大会に出られるかの資格でもないよ。
しあいのながれ
- サーバー(サーブを打つ人)が、コートの後ろからボールを打つよ。ネットの向こうの、斜めのサービスコートへ入れるんだ。
- 相手は、ボールが2回はねる前に打ち返すよ。ラリー(打ち合い)が続くんだ。
- 相手が返せない、ボールが正しいコートの外へ落ちる。こんなときにポイントが決まるよ。
シングルスは1人対1人、ダブルスは2人対2人だよ。ラインに触れたボールは、ラインの内側に入った扱いになるよ。
サーブ
- サーブは、ベースライン(コートのいちばん後ろの線)の後ろから打つよ。線を踏んだり、内側へ入ったりして打つと、フットフォルト(足の反則)だよ。
- 1ポイントのサーブには、1回目と2回目があるよ。2回とも正しいサービスコートに入らないと、相手にポイントが入るんだ。
- 1回目が失敗しても、同じ側から2回目を打つよ。
はんそく
- ボールが2回はねる前に返せないと、相手のポイントだよ。
- ボールをラケットでつかむように止めてはいけないよ。わざと2回打つのもだめなんだ。
- ボールがネットなどに触れても、すぐ失点とは限らないよ。決められた通り道で相手の正しいコートに入れば、ちゃんとした返球になることがあるんだ。
- 一方、選手やラケットがネットに触れると、失点になる場合があるよ。
ふつうのルールでは、サーブがネットに触れることがあるよね。そのまま正しいサービスコートに入ると、やり直し(レット)になることがあるよ。
でも、2026年のJTA全日本ジュニアは、サーブの「ノーレット方式」なんだ。だからその大会では、同じ扱いではないよ。
ここでは、主な決まりだけを紹介しているよ。判定には細かな条件があるんだ。審判の説明や大会ルールも確かめてね。
てんすう
ふつうのゲームでは、得点を「0(ラブ)→15→30→40→ゲーム」と数えるよ。両方が40になったら、デュースというんだ。
標準方式では、デュースのあと2ポイント続けて取るとゲームを取れるよ。1ポイントずつ分け合ったら、またデュースにもどるんだ。
ゲームを6つ先に取って、相手より2ゲーム多いとセットを取れるよ。6対6になったら、タイブレークをする方式が多いんだ。
試合は、大会が決めたセット数で行うよ。ITFの基本規則では、3セット中2セットを取る方式があるよ。5セット中3セットを取る方式もあるんだ。
大会によっては、「ノーアド」など別の得点の方法もあるよ。短い試合の形もあるんだ。得点の言い方や最後のセットのやり方は、大会ごとにちがうかもしれないよ。
ちいさいコート
ITFの「10歳以下テニス」では、ふつうの黄色いボールだけを使うわけではないよ。Stage 3(Red)、Stage 2(Orange)、Stage 1(Green)のボールを使う区分があるんだ。それぞれの段階に、コートの大きさなども示されているよ。
| 段階 | ITFが示すおすすめの組み合わせ | コートの長さ・幅 | ネットの中央の高さ |
|---|---|---|---|
| Red | 8歳までの選手向け。長さ23インチ以下のラケット | 長さ10.97〜12.80m、幅4.27〜6.10m | 0.800〜0.838m |
| Orange | 8〜10歳向け。長さ23〜25インチのラケット | 長さ17.68〜18.29m、幅6.10〜8.23m | 0.800〜0.914m |
| Green | 9〜10歳の上達した選手向け。長さ25〜26インチのラケット | 通常サイズのコート(シングルス長さ23.77m、幅8.23m) | 通常ルールでは中央0.914m |
この表の年齢・ラケットの長さは、ITFの推奨、つまりおすすめだよ。「8歳になったら必ずOrange」という決まりではないんだ。「身長だけでこの長さ」と決めるものでもないよ。
大会で使えるボール・コート・得点の方式と、自分に合う道具は、別に考えよう。コーチや大会の要項で確かめてね。
10歳以下の大会では、短い試合の形を使うこともあるよ。時間を決める方式もあると、ITF規則に書かれているんだ。だから小学生の大会が、必ず大人と同じとは限らないよ。1セットの長さも、1試合の時間もちがうことがあるんだ。
ジュニアのたいかい
学校の学年と、大会の年齢のカテゴリー(グループ分け)は、同じとは限らないよ。例えば、2026年のJTA全日本ジュニアテニス選手権を見てみよう。次のように、生年月日で区分を分けているよ。
| 2026年大会の区分 | 要項に書かれた生年月日 |
|---|---|
| 12歳以下 | 2014年1月1日〜2018年12月31日 |
| 14歳以下 | 2012年1月1日〜2016年12月31日 |
| 16歳以下 | 2010年1月1日〜2016年12月31日 |
| 18歳以下 | 2008年1月1日〜2016年12月31日 |
これは2026年の特定大会の区分だよ。この期間に生まれた人が、自動で出場できるわけではないんだ。
大会に出るには、ほかにも条件があるよ。くわしくは、おうちの人に確かめてもらおうね。
この大会の要項では、種目で試合の方式もちがうよ。シングルスは3セットマッチだよ。ダブルスは2タイブレークセットと、最後のセットの10ポイント・マッチタイブレークなどだよ。
これは、この大会の規則なんだ。中学校の部活や地域の大会、大人の大会すべてが同じとは限らないよ。
たいかいのまえに
- 大会の名前と開催年は合っているかな?
- 年齢のカテゴリーは、学年ではなく生年月日で決まるかな?
- 使うボール、コート、得点の方式は何かな?
- 選手の登録、地域の大会、推薦などの条件があるかな?
- シングルスとダブルスで、試合の方式は同じかな?
分からないところは、おうちの人やコーチと大会の要項を読もう。主催者に聞いて確かめようね。去年の大会ルールが、今年も同じとは限らないよ。
おうちの人へ
JTAジュニア選手登録、地域ジュニア大会への出場、推薦・選考などの条件もあります。表の期間に生まれていても自動で出場できるわけではありません。出場を検討する際は、最新の大会要項を確認し、不明点は主催者へお問い合わせください。
ことば
- サーバー: サーブを打つ選手。
- サービスコート: サーブを入れる、ネットの向こうの四角い場所。
- ラリー: サーブからポイントが決まるまでの打ち合い。
- デュース: 40対40。標準方式では、2ポイント続けて取る必要があるよ。
- タイブレーク: ゲームが並んだときに、決められた数のポイントでセットを決める方法。
- カテゴリー: 大会で選手を分ける区分。
- 推薦・選考: 決められた条件を確かめて、大会に出る選手を選ぶこと。
きょうのチャレンジ
おうちの人と、点の数え方ごっこをしてみよう。「ラブ、15、30、40、ゲーム!」と言いながら、じゃんけんで点を取り合ってみてね。