
1. 合図までスタートをまつ
合図の前に走りだすと「フライング」だよ。ふつうの種目は、フライング1回で失格になるよ。体が少し動いただけでは、フライングとはかぎらないよ。審判が決めるよ。

陸上競技は、「走る」「とぶ」「投げる」でくらべるスポーツだよ。タイム、長さ、高さではかるよ。
種目がとても多いよ。100mのような短い走り、ハードル走、リレー、走はばとび、走高とび、ほうがん投げ。いろいろあるよ。
ほかのスポーツの土台になる動きを、たくさんためせるよ。日本陸上競技連盟(JAAF)も、小学生の大会の目てきに「走る・とぶ・投げるの基本」をあげているよ。

ルール1つを、絵1まいと短いせつめいで見ていこう。全部で6まいだよ。

合図の前に走りだすと「フライング」だよ。ふつうの種目は、フライング1回で失格になるよ。体が少し動いただけでは、フライングとはかぎらないよ。審判が決めるよ。

レーン(走る道)を使うレースは、スタートからゴールまで自分のレーンを走るよ。線をふんだり外に出たりすると、失格になることがあるよ。ほかの人におされた時などはべつだよ。

ゴールは、頭・首・うで・足・手ではないよ。おなかやむねのところの胴体が、ゴールの線に先に着いた人の勝ちだよ。

リレーは、チームで順番に走るよ。バトンは、決められた場所の中でわたすよ。

ハードル走は、ならんだハードルをこえて走るよ。決められた長さを走って、タイムや着順でくらべるよ。着順は、ゴールした順番のことだよ。

走はばとびは、走ってきて、ふみきり板からとぶよ。すなばに着地した長さでくらべるよ。ふみきる足やくつの前が線をこえると、そのジャンプはなしになることがあるよ。
種目で、くらべ方がちがうよ。まず3つに分けておぼえよう。


2026年度の日本陸連のきまりを使うよ。でも、小学生の年れいを考えて、一部をゆるくしているよ。
スタート、ゴール、とぶ・投げるのきまりの土台は、みんな同じ「日本陸連競技規則」だよ。
年代で変わるのは、種目の数、ハードルの高さとあいだ、投げる道具の重さなどだよ。大会ごとに決まっているよ。
下の表は、2026年の全国大会で分かった例だよ。学校の学年と、大会のグループ(U16・U18など)は同じではないよ。
| 区分(大会の例) | おもな種目 | ハードル | 投てきの用具(男/女) |
|---|---|---|---|
| 小学5・6年生(2026全国小学生陸上競技交流大会) | 100m、80mハードル+走高跳(コンバインドA)、走幅跳+ジャベリックボール投(コンバインドB)、男女混合4×100mリレー | 規則上の参考値として、この大会の器具は男女とも700mm(高さ) | ジャベリックボール(重さは今回の要項では確認できず) |
| 中学生(2026全日本中学校陸上競技選手権) | 男子: 100m〜3000m、110mH、4×100mR、走高跳、棒高跳、走幅跳、砲丸投、四種競技 / 女子: 100m、200m、800m、1500m、100mH、4×100mR、走高跳、走幅跳、砲丸投、四種競技 | 男子110mH 0.914m・間隔9.14m、女子100mH 0.762m・間隔8.00m | 砲丸 男5.000kg(四種競技は4.000kg)、女2.721kg |
| U16(2026 JOCジュニア・U16) | 100m、走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳、砲丸投、円盤投(男女各7種目)。ほかに都道府県代表枠(150m、1000m、ハードル、ジャベリックスロー) | 男子110mH 0.991m・間隔9.14m、女子100mH 0.762m・間隔8.50m | 砲丸 男5.000kg/女2.721kg、円盤 男1.500kg/女1.000kg、ジャベリックスロー300g(非公認) |
| U18(同大会) | 男女各16種目(100m〜3000m、ハードル、300mH、競歩、走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳、砲丸・円盤・ハンマー・やり) | 男子110mH 0.991m、女子100mH 0.762m(間隔は8.50〜9.14m) | 砲丸 男6.000kg/女4.000kg、円盤 男1.750kg/女1.000kg、ハンマー 男6.000kg/女4.000kg、やり 男800g/女600g |
| 一般(日本陸連2026年度競技規則の標準値) | ほぼ全種目 | 男子110mH 1m067、女子100mH 838mm | 砲丸 男7.260kg/女4.000kg、円盤 男2.000kg/女1.000kg、やり 男800g/女600g |
どれも、広い場所で、大人が見ている所でやろうね。
| 種類 | 内容 | 見ること | 安全 |
|---|---|---|---|
| 走る | 20〜30mを何回か走る。スタートの合図を友だちに出してもらう | 合図を聞いてから走れるか | ほかの人がいないまっすぐな道で。止まれる長さをとる |
| 走る | おにごっこ、しっぽとり | 向きをかえる、止まる | 足もとのあなや、だんの差に気をつける |
| とぶ | 立ちはばとび(やわらかい地面で) | 両足をそろえてとび、ネコみたいにピタッと止まる | かたい地面ではやらない |
| とぶ | ひくい目じるしをまたぐ(ハードルのかわりに、やわらかい物をおく) | リズムよく足を出す | かたい物やぐらぐらする物を使わない |
| 投げる | やわらかいボールを遠くへ投げる | 投げる先に人がいない | みんな同じ向きに投げる。ひろいに行くのは合図の後 |
Q. 運動がにがてでも楽しめる?A. 楽しめるよ! 種目が多いから、いる動きも種目ごとにちがうよ。短く走る、軽くとぶ、やわらかいボールを投げる。遊びみたいにためしてみよう。
Q. スパイクはいる?A. はじめは、ふつうの運動ぐつでいいよ。大会によってきまりがちがうよ。出る大会の案内を見てから決めよう(スパイクの記事)。
Q. 「U16」「U18」って学年のこと?A. ちがうよ。大会が決めた「生まれた日」のはんいだよ。学校の学年とはべつなんだ。たとえば2026年のU16は、2011年4月2日〜2014年4月1日生まれだよ。(正しいはんいは大会の案内を見てね)
Q. フライングしたらどうなる?A. 2026年の日本陸連のきまりでは、ふつうの種目は1回でしっかくだよ。混成競技は、そのレースの1回目はしっかくにならないよ。小学生や地いきの大会で同じとはかぎらないよ。
Q. 小学生の陸上大会は、だれでも出られる?A. 全国大会は、県の大会でえらばれた代表の大会だよ。地いきの記ろく会や教室は、それぞれの案内を見てね。
友だちかおうちの人に「よーい、ドン!」の合図を出してもらおう。合図を聞いてから20m走ってみてね。フライングしないで3回できたらすごい!
費用の目安
大会の登録・参加条件
暑さと安全